Alstroemeria caryophyllaea hyb. Miyake strain

絶滅したと言われていたブラジル原産の幻の原種、 ”カリオフィラエア”(Alstroemeria caryophyllaea)
アルストロメアで唯一『香り』があり、その香りは甘く爽やかで、名前の由来のとおり『原種カーネーション』のような香りを持つ原種です。

三宅花卉園では、1990年頃、海外の蒐集家からどうにか譲り受けることが叶い、念願の育種が始まりました。
しかし、その歩みは平坦ではなく、日本で初めて発症したIYSVというアルストロメリアだけに発症するバイラスに罹病し、一時絶滅寸前まで追い詰められました。
育種をあきらめかけていた時、奇跡的に海外のIYSVの症例を知っていた農業試験場の助力を頂き、どうにか一部を生かすことができました。
そんな様々な奇跡が生んだアルストロメリアが、今の三宅花卉園の代名詞ともいえるアルストロメリア『カリオ系』です。

カリオ系は、現在進行形で育種が進められており、毎年新品種を育種選抜しています。
ここでご紹介している品種は、名前を付け市場にある程度出荷できる品種の一部となります。
時間を見つけて、追加していきますので、よろしくお願い致します。

切 花:9月頃~7月
球 根:販売なし
花 苗:販売なし
※カリオ系は、切花専門品種です。苗、球根の販売はございません。