花の少なくなる夏から晩秋にかけて出荷可能な品種を紹介いたします。
アルバムは、下へ向かって夏から秋への出荷品種となっています。

現在は通年出荷されていますが、本来は夏の切花の代名詞ともいえたグロリオーサ、実は今のような『枝切り』での出荷形態は、世界で初めて三宅花卉園が行ったものです。同様に、ベッセラ・エレガンスも当園から日本の市場へと流通させた品種です。現在は、原種のエレガンス(朱赤)をはじめ、紫、ピンク、茜と育種され、市場へ出荷しています。

リコリスでは、故平尾秀一氏の傑作品種であり遺作品種となってしまったリコリス・スノーフェアリーは、リコリス最高の純白花と言わています。

また、『美しい淑女』の名前を付けられた、アマリリス・ベラドンナことベラドンナリリーは、これこそが本当のアマリリスで、ルイ13世が作曲したと言われているフランス民謡『アマリリス』は、このベラドンナリリーの事を歌ったと言われています。
因みに、一般的にアマリリスと言っているのは、本当は『ヒッペアストラム』と言うのが正しいのですが、混乱が生じるため通念上アマリリスと言われ続けています。
ベラドンナリリーは、現在進行形で育種しております。随時追加していきますので、よろしくお願い致します。

切 花:6月~11月
球 根:4月~8月
花 苗:なし